ロジクールの「G PRO X SUPERLIGHT」は、競技シーンで最も使われたワイヤレスマウスのひとつ。その後継モデルとして登場したのが G PRO X SUPERLIGHT 2 です。
「前作と何が違うの?」「本当に買い替える価値はあるの?」と気になる方も多いはず。この記事では、基本スペックから実際の使用感まで、ゲーマー目線で徹底レビューします。
基本スペック比較(前作との違い)

製品名 | 重量 | センサー | DPI | バッテリー | 接続 | 価格帯 |
---|---|---|---|---|---|---|
G PRO X SUPERLIGHT 2 | 約60g | HERO 2 | 最大32,000 | 最大95時間 | LIGHTSPEED(無線)/ 有線 | 25,000〜30,000円前後 |
G PRO X SUPERLIGHT | 約63g | HERO 25K | 最大25,600 | 最大70時間 | LIGHTSPEED(無線)/ 有線 | 18,000〜22,000円前後 |
👉 スペック上は大幅な変更ではありませんが、センサーの精度向上・バッテリーの改善・さらに軽量化と着実に進化しています。
実際の使用感レビュー

軽さと操作性
約60gという重量は、FPSでのリコイル制御やトラッキングに大きなアドバンテージ。ローセンシでもハイセンシでも安定して操作でき、長時間のプレイでも手首の負担が少ないのが強みです。
センサー精度
新搭載の HERO 2 センサー は、トラッキング精度がさらに向上。VALORANTやAPEXのような瞬間的なエイム合わせでも、違和感なくピタッと止まる感覚があります。
ポーリングレート8000Hzのアプデが入ったのでマウス自体の精度を高めることができます。代わりにバッテリーの継続時間が落ちますが数日に1回充電すればいいので問題ないかと思います。
クリック感
光学スイッチの採用により、クリックの応答速度が向上。チャタリングの心配がなく、耐久性も高い点は前作からの明確な進化です。
また、クリック遅延に関しては現状、最も少ないマウスの1つになります。
バッテリー
最大95時間という駆動時間は、前作より20時間以上も長持ち。週末の長時間プレイでも安心して使えます。
メリットとデメリットまとめ
メリット
圧倒的な軽量性(60g)
センサー精度の向上(HERO 2)
バッテリー持続時間の改善
無線でも遅延を感じない
プロゲーマーの使用率が高く安心感あり
デメリット
価格が高め(初心者にはハードル)
前作からの進化幅は控えめに見える
サイドボタンが少なくMMOや多機能用途には不向き
他の競合製品と比較
Razer Viper V3 Pro:軽量・無線・価格帯も近いライバル。
pulsarシリーズ:軽量でコラボマウスなど販売しており、近年使用者も急激に伸ばしている。
初代 SUPERLIGHT:コスパを重視するならまだ選択肢になります。
結論:こんな人におすすめ
- FPSで勝ちたい競技志向ゲーマー
- 無線&軽量を最重視する人
- 初代SUPERLIGHTに不満を感じている人
逆に「初代で満足している」「価格を抑えたい」という人は、前作を選んでも十分満足できます。
個人的にはSUPERLIGHT 2は完成度が高くどんな方にもお勧めできます。特徴ある形状ではないため基本的に持ちやすい印象を与えると思います。
都内やなど都市部ではマウスを実際に手に取れる店舗もあるため確認してもいいかもしれません。
総評としては現在最も使用されているマウスの1つであり、軽量、高バッテリー、クリック遅延が最も少ないマウスでどなたにでもおすすめしたくなるマウスです。迷っている方はとりあえず買っておけばいいと思います。