2025年9月12日〜10月5日にかけて開催された『VALORANT Champions 2025』。
世界各地の強豪16チームが集結し、年間王者を決する熱戦が繰り広げられました。
舞台となったのはフランス・パリ。ファンの熱気に包まれた会場で、数々の名勝負が生まれました。
最終的に優勝を勝ち取ったのは北米代表の NRG Esports。
決勝ではヨーロッパの強豪 Fnatic を3-2で下し、見事世界王者の座を掴み取りました。
この記事では、大会の概要・試合結果・注目選手までをわかりやすくまとめます。
大会概要
- 大会名:VALORANT Champions 2025
- 開催期間:2025年9月12日〜10月5日
- 開催地:フランス・パリ(Évry-Courcouronnes / Accor Arena)
- 出場チーム数:16チーム
- 賞金総額:2,250,000ドル
- 大会形式:グループステージ(Bo3)+プレイオフ(ダブルイリミネーション、決勝Bo5)
優勝チーム:NRG Esports
NRGはグループステージから安定した戦いを見せ、プレイオフでも圧倒的なチーム連携と個人技で勝ち上がりました。
決勝ではFnaticを相手に最終マップまでもつれ込む激戦を制し、念願の世界タイトルを獲得。
大会MVPには、NRGのリーダー Brock “brawk” Somerhalder 選手が選出。
冷静な立ち回りとクラッチシーンでの勝負強さが光りました。
準優勝:Fnatic
ヨーロッパの王者として大会に臨んだFnaticは、序盤から安定したパフォーマンスを披露。
プレイオフではDRXを3-1で下して決勝進出を果たします。
惜しくも準優勝となったものの、Bo5での戦いぶりは「世界屈指の完成度」と称されました。
ベスト4:DRX・Paper Rex
韓国代表のDRXは戦術面の完成度が高く、Lower Bracketを勝ち上がる粘りを見せました。
シンガポールのPaper Rexも持ち前のアグレッシブなスタイルで大会を盛り上げ、上位に食い込みます。
トップ8・グループステージ注目
今大会ではアジア勢の健闘が光る一方、中国代表のEdward GamingやBilibili Gamingはグループステージで姿を消すなど波乱もありました。
注目のチームとしては以下の通りです。
- Team Heretics:G2やT1を破り欧州の強さを証明
- MIBR:南米代表として見事プレイオフ進出
- G2 Esports・GiantX:欧州勢が全体的に好調
最終順位と賞金額
1位:NRG Esports(1,000,000ドル)
2位:Fnatic(400,000ドル)
3位:DRX(250,000ドル)
4位:Paper Rex(130,000ドル)
5〜6位:MIBR / Team Heretics(各85,000ドル)
7〜8位:G2 Esports / GiantX(各50,000ドル)
9〜12位:RRQ / T1 / XLG / Team Liquid(各30,000ドル)
13〜16位:Edward Gaming / Bilibili Gaming / Sentinels / DRG(各20,000ドル)
観戦者の反応・ハイライト
大会期間中、SNSでは「NRGの快進撃」や「Fnaticとの死闘」がトレンド入り。
特に決勝第5マップのクラッチシーンはファンの間で語り草となりました。
一方で、前回王者Edward Gamingの早期敗退や中国勢の苦戦なども大きな話題に。
次シーズンへ向けた勢力図の変化を感じさせる大会となりました。
まとめ:次なる舞台へ
VALORANT Champions 2025は、北米勢の復権を象徴する大会となりました。
NRGの戦略的完成度と個々の判断力は、今後のメタにも影響を与えることでしょう。
2026シーズンは新たなチーム体制や地域リーグ改革も予告されており、VALORANT eスポーツシーンはさらに盛り上がりを見せそうです。
来年の「Champions 2026」も見逃せません。
参考ソース
- Liquipedia: VCT 2025 Champions
- VLR.gg Match Results
- Wikipedia: 2025 Valorant Champions